He is younger than me

前回エントリーからの続きです。 例1.東京は大阪よりも京都に近い。 Tokyo is closer to Kyoto than Osaka. この文章は、 例1-1 東京のほうが大阪よりも京都に近い。 なのか 例1-2 東京は大阪よりも京都のほうに近い。 なのかどちらを意味しているのだろうか、と。 少し話が大きくなりますが、基本的に比較構文で使われる "than" という言葉は接続詞、それも従位接続詞になります。なので "than" の後には従属節、つまり文が来るはずなんです。 ところが我々が比較の文章を作るときはthanの後に文なんか来ません。 例2. Tokyo has a bigger population than Osaka. はい、これは単純に「省略されている」と解釈すればいいだけです。 例2-1 Tokyo has a bigger population than Osaka has a big population. 従属節も無理やりに目いっぱい書くと多分こうなります。なんとなく不自然ですね。比較の文なので重複が多く、冗長になります。なので不要な部分は省略します。 そして、ここで注意が必要になります。英語よりもよっぽど省略の多い日本語を話す我々は、このことをよく知っています。省略は"文意が損なわれない範囲で行わなければいけない”ということを。 文章の中で、名詞と名詞を比較する、というところでお話をしますが、名詞は文の中で主に3つの使われ方をします。 ① 主語 ②動詞の目的語、あるいは補語 ③前置詞の目的語 例5.I wanted to introduce Tom

A is closer to B than C

学校で学ぶ英文法の中には当然”比較”の概念も含まれています。結構面白いんですよね。意外と難しくて。 いきなりですが、問題です。以下に述べられていることは事実でしょうか。 例1. 東京は大阪よりも京都に近い。 Tokyo is closer to Kyoto than Osaka. Yes と答えた方。正解です。でも間違いとも言えます。 No と答えた方。正解です。でも間違いとも言えます。 何を言ってるんでしょう?別にトリッククエッションではありません。(東京、大阪、京都の実際の位置関係については説明は省きます。) 騙し絵みたいです。上着に顔をうずめた老婆か、向こうを向いている若い女か。みたいな。 人によっては両方理解できるかもしれませんが、ひとつの解釈の仕方で脳ミソが固まってしまう人もいるでしょう。文章の話ですよ。絵ではなくて。 日本語と英語は本当に色々と違います。なんですが、時々ものすごく似ている部分もあるんです。これなんかはその類。 別の例を挙げます。以下に述べられていることは事実でしょうか。 例2. 東京は大阪よりも人口が多い。 Tokyo has a bigger population than Osaka. Yes です。当然 Yes が正解です。No と思われた方、裏をかく必要はありません。トリッククエッションではないので。 そろそろ説明を。 例1では日本語も英語も解釈の仕方が2通りあるんですね。 例1-1 東京のほうが大阪よりも京都に近い。 例1-2 東京は大阪よりも京都のほうに近い。 はい、1-1だと答えは No、1-2だと答えは Yes になります。大丈夫でし

off one's meds

前回紹介した brother's and sisters の会話からです。 ハイライトした表現の残りの2つについて。 Sara: Holly's feeling a little...Walker-phobic at the moment. Ryan: Look, I... I don't want to step on anybody's toes. Sara: Let me talk to her, see if I can get her to relax a little bit. Maybe get her back on her meds. What's the worst she can do? Say no, right? Ryan: Well, I'll keep my fingers crossed. Sara: Holly がここんとこ・・・Walker恐怖症なのよね。 Ryan: あの、俺、誰にも迷惑はかけたくないんだけど。 Sara: 彼女と話をさせて。少し落ち着かせられるかも。正気に戻らせるっていうか。・・・大体、最悪彼女になにができるって言うのよ?せいぜい「ダメ」っていうだけでしょ? Ryan: ・・・上手くいくことを祈るよ。 3. off (one's) meds. meds というのは薬のことです。文字通りとれば off med's 薬を摂らない、薬を切らす、という意味ですが、これが「イカれている」「狂っている」という意味にもなるんですね。使い方によっては非常に差別的で不快な表現になるかもしれません。 通常は off meds で使われるので

step on someone's toes

久しぶりにイディオムネタです。 僕らのソープオペラ brothers and sisters S03E22 からの引用になります。 Walker家のお姉ちゃんで、父が残した事業を継いだ Sara が、父の隠し子 Ryan を社員として会社に招き入れ、さらには株式(所有権)にまで言及しているシーンです。 ソープオペラならではのグチャグチャした設定ですが、Sara は Ryan との微妙な関係を気にしていない(そぶりをしている)ようです。 彼女曰く父の元妾、Holly (彼女もすったもんだあって会社経営に関わっている)の方が Ryan の会社との関わりを疎んでいると。当然、Sara と Ryan は Walker家の血で繋がっています。一方で Holly はただの妾。会社の中にWalker家の人間が増えるのが面白くないんですね。 Sara: Holly's feeling a little...Walker-phobic at the moment. Ryan: Look, I... I don't want to step on anybody's toes. Sara: Let me talk to her, see if I can get her to relax a little bit. Maybe get her back on her meds. What's the worst she can do? Say no, right? Ryan: Well, I'll keep my fingers crossed. この短い会話でどんだけイディオム好きなんだよ(笑)

knock yourself out

今日はこの表現です。 しばらく前に、"You don't say" という表現について書きました。デス妻の Lynette がよく使う、というか口癖にしていたフレーズです。 その時も言ったと思いますが、彼女は本当に特徴的なしゃべり方をするんです。夫の Tom とけんかをするシーンで Tom が彼女のしゃべり方を真似して 「俺だってそういうしゃべり方できるぞ」みたいなこと言ってましたが、ドラマの中でも彼女のしゃべり方をいじってるんですね。writer が役者とキャラの特徴をうまく使った面白いやり取りでした。 どうでもいいですが、今彼女のキャラ名(スペル)をググってたら、演じていた Felicity Huffman が子供の裏口入学詐欺かなんかでその他数十人と一緒に逮捕されたとかいうニュースが欧米芸能メディアを賑わせていました。彼女は全然美人と思わないんですが、役者としてはなかなか面白いと思ってたので残念(棒)。 話を戻します。Lynette がよく使う言葉でもう一つ紹介したいのがこちらです。 knock yourself out せっかくなので Lynette が出てくるシーンを使いましょう。Desperate Housewives Season 1 Episode 13 からでございます。 息子の Parker(チビ)が家の屋根に上って降りられなくなっています。Lynette が梯子を使って Parker を下ろそうとしますが Parker は怖がって動きません。そこに夫の Tom が Grandpaを連れて車で帰ってきました。梯子から下りてきた Lynette と挨拶(抱擁)

æ と əː  その2

さて、まずは身につけていただきたい”英語の音”の続き。 長音母音の [əː] でございます。 前稿で単音母音 [æ] についてお話ししました。この音は特に北米英語で使われる音なので自分はイギリス英語を話す、というのであれば無視してもいいでしょう、なんてことも。 が、[əː] はそうはいきません。英語でも米語でも使う非常に重要な音です。そして日本語にはありません。 この音は本当に練習していただきたいですね。 日本人大好きカタカナ英語の「アー」は英語(特に米語)で3つに分かれます。 私がよく使う例は以下の3語 father [ɑː] farther [αɚ] further [əː] です。日本人はこれをすべて「ファーザー」と発音しますがすべて違う音になります。。(”ファー”のところだけに注目して下さい。th の話は今日はしません。) 1. father [ɑː] ・・・この "ファー” はほぼ ”ファー” でいいです。カタカナの「ア」の長音です。なので我々が練習をする必要はありません。なんですけど、悲しいことにこの一番簡単な音が一番、それも圧倒的に登場回数が少ないんです。英語では。切ない・・・。 なのでカタカナ語で「アー」もしくは「あ段の長音」であらわされてる言葉は多くの場合, 他の2つになります。 2. farther [αɚ]・・・この "ファー” はカタカタで書けない音です。発音記号はこれ [αɚ] 。スペルの話も一緒にしてしまいますが "ar" がこの音を排他的に表します。英語は phonetic (スペルが発音をそのまま表す)ではないのですが、この音に関しては "a

æ と əː  その1

タイトルがジョジョの奇妙な冒険みたいになってしまいました。 発音の話です。 音についてなので書くのが難しいんですが。 英語を、特に英会話を身に付けようとするときにまず苦労するのが発音です。逆に発音が上手だと実際以上に英語そのものが上手な印象を与えることができます。それはそれで困ることもあるのですが。 他の言葉を話すんだから訛りがあるのは当たり前。そもそも通じればいいし、発音なんか気にするのをやめよう。これも考え方だと思いますよ。ある意味正しいというか。 けどやはり、どうせ話すなら発音も、と思いますよね。大丈夫。きっと上手になります。練習すればですが。 英語の発音記号表なんかを見ると、母音だけで30個ぐらい並んでるものがあります。見るだけで嫌になりますが、これ、英語の発音記号表って結構ポンコツなんですよね。何かっていうと、二重母音や長音も一つの音として数えてるんです。見た目ややこしくなるだけだろうと思うんですけど。(そもそも日本語の50音表のように正式なものが存在しないってのも笑ってしまいますが) 例えば [eɪ] ・・・こんなのただの「エイ」ですよ。カタカナで書けちゃいます。ほとんど同じ音。厳密にいえば違うんでしょうが、無視していいレベルです。 例えば [ɔ:] ・・・こんなのただの「オー」ですよ。すでに長音記号付いてるし・・・。又してもカタカナで書けちゃいます。 こんなのを個別に数えてたらそりゃあ30にも40にもなるでしょう。日本語にはアイウエオ5つの母音があるので二重母音を数えれば 5 x 5 = 25 音!単音5つと合わせれば30です。 ばかばかしい。 実際にはそんなに

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