comedian funny
今日はこの表現を紹介したいと思います。
まずはいつも通り米テレビドラマからの引用。Californication (S07E06) の一場面です。
Hank (ライター)はテレビシリーズ新シーズンのキックオフパーティで主演女優のAmyと会っています。彼女は自分の役が気に入らないと、別室にHankを連れていくんですが。まぁ、枕営業ですよね。で、マリファナを吸っているところになります。
Hank: You totally made this worth my while.
Amy: I told you I would.
Hank: Your notes are fucking bullshit, but your weed is superb.
Amy: You're funny.
Hank: I am funny. I mean, not like comedian funny, but I-I'm witty. I-I guess that's my thing.
Amy: Witty is good, you know. Nobody's really witty anymore.
Hank: That's right. Like--like Woody Allen or Pauly Shore. It's a lost art, really.
Hank: 相談に乗ったかいがあったよ。
Amy: そう言ったでしょう。
Hank: 君のノートは糞みたいだったけど、こいつ(マリファナ)は最高だ。
Amy: 面白い人ね。
Hank: 俺、面白いんだよ。その、お笑い芸人みたいなんじゃなく。まぁ、ウィットに富んでるんだ。俺のキャラみたいなもんだよ。
Amy: いいわね。ウィットに富んだ人なんてもういないもん。
Hank: その通りだ。例えば、例えば Woody Allen とか Pauly Shore みたいな。ロストアートってやつだな。
最後カタカナで逃げた(笑)
いくつか拾いましょう。放送禁止用語には触れません。Woody と Pauly にも触れません。
・worth (one's) while worthwhile という言葉もあります。一語です。値打ちがある、やりがいがあるという意味の形容詞ですが、同じですよね。
つい最近、簡単に説明したと思いますが、worth は~の価値があるという目的語をとる形容詞。while はここでは名詞になりますが ”少しの間” とかそんな感じの意味です。
"久しぶり" という意味で "long time no see" というのがありますが "It's been a while" ってのもあります。"しばらくだったね"、と。この while です。
worthwhile = worth one's while で”少しの(その人の)時間”を費やす価値がある。そういう意味でしょう。
・weed
マリファナのことです。ちなみにピエールタッキーがやってたのはコカインです。
・comedian funny 今日の表題表現ですね。お笑い芸人みたいにおもしろい、という意味です。
覚えて頂きたいのは comedian funny じゃなくて "名詞 + 形容詞”という形。非常に口語的ですが、名詞が形容詞を修飾してるような感じでしょうか。
例えば、
He is big! Elephant big!
と言うと”象のようにでかい”という意味です。
He is baby pure.
と言うと”赤ん坊のように純真だ”という意味です。
He is Donald Trump stupid.
と言うと”ドナルドトランプのように馬鹿だ”という意味です。(怒られるぞ・・・)
大げさな表現が好きなアメリカン人が好みそうですよね。
・that's my thing
これもよく聞きます。one's thing でその人の特技、趣味、あるいはその人の特徴や性質を指したりします。
I like beer. Beer is my thing. ビール大好き。ビールこそ全て。
Moaning and complaining are his things. 不平不満があいつの特技だよ。
ポジティブにもネガティブにも使えます。
いいですね、今日も。(自画自賛)
全て使っていただきたいです。weed 以外。