I am relaxing = I am relaxed
少しおすすめの記事です。
自分でお勧めと思ってても他の人たちにはそうでも、ということもよくあるんですが。
2年前の記事です。これも自分としては皆さんによく理解していただきたい内容でした。
その中で、日本人が本当によく間違える、例えば "He is confused" と "He is confusing" の違いについて説明してます。今回の話はこれにも関連します。
worry
という言葉をご存じだと思います。心配する、という意味の動詞です。
例えば 「彼のことを心配しています」と英語で何て言いましょう?
I'm worried about him.
でしょうか。はい、全く問題ありません。ではこれはどうでしょうか。
I worry about him.
はい。OKです。これもまぁ、問題ないでしょう。文意に大きな違いはないと思います。
はい(3度目)。なんでしょう。ん?てなりませんか?気持ち悪いですよね。
10年以上前になると思いますが、わからなかったんですよ、どうしてもこれが。当時ネットでもいろいろ調べたんですが、解説してくれてるサイトやブログを見つけることができなかったんです。そもそもあまりこれを疑問に思う人がいないんですかね。(今なら誰かが説明してるかもしれませんが面倒くさいので調べません。)
ちなみにネイティブにこれを聞いても答えられる人はほとんどいません。「言われてみればそうだなぁ。考えたこともない」というのがお約束のリアクションになります。実際そうなんでしょうけど。
何が気持ち悪いのか、一応言っておきましょう。
worry ⇔ be worried
これって、能動態と受動態ですよね。動詞を過去分詞に変えてbe動詞と使うと"受け身"になる。中学生英語です。
例えば、"食べる" と "食べられる" が能動態と受動態です。当然意味が違います。英語で考えても同じようにこの二つの言葉 "eat" と "be eaten" は意味が違います。
「犬が食べる(the dog eats)」 なのか 「犬が食べられる(the dog is eaten) 」なのか。そりゃ違うでしょ。
もどりましょう。
I am worried about him ≒ I worry about him.
なんで?
念のために辞書(英英)を調べてみます。google で worry を検索するとトップに以下の定義が出てきます。
worry
(verb) feel or cause to feel anxious or troubled about actual or potential problems. synonyms: fret, be worried, be concerned, be anxious, ...
おやまぁ。worry のsynonym、それも堂々2つ目に be worried ですよ。synonym つまり同義語あるいは類義語なので、全く同じではないにしても似たような意味、ということだそうです。「心配する」と「心配される」が同じ意味だと辞書が言ってるんです。
ちなみにeatを辞書で引いてもsynonym に be eaten なんて絶対に出てきません。
何?
解説はもったいぶって次回にすることにしました。
(記事当たり1500字ぐらいがいいらしいので)
もう一つ例を挙げておきます。
表題の例です。
I am relaxed at home today. (今日は家でくつろいでいる)
I am relaxing at home today. (今日は家でぐつろいでいる)
文法的には両方とも問題ありません。そして多少のニュアンスの違いはあるかもしれませんが同じ事を言っています。
何?
続く!!