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how are you?

英語圏の人間に日本語を教えていると、よく「how are you? は日本語でなんて言うんだ?」と聞かれます。教科書通りに「元気ですか?」だ、と答えるのですが、実際に日本人同士の会話ではあまり「元気ですか?」あるいは「元気?」とは言わないと思います。けど、彼らは言うんです。めちゃくちゃ頻繁に言うんです。だから日本語で何て言うのか聞いてくるんです。

で、これ、単に文化の違いなんですが、英語できちんと挨拶ができる人は意外と少ないんですね。そもそも挨拶が how are you? 以外にたくさんあることすらあまり知られていません。

how are you?

how are you doing?

how is it going?

how have you been?

how have you been doing?

What's up?

What are you up to?

What's going on?

What's happening?

などなど。他にもあったかな?

これに加えて主語が複数形(you guys, you twoなど)になったり、短縮や省略があったりするので聞こえ方は何パターンにも増えます。

筆者がTOEIC800点ぐらいだったころ、あるカナダ人からテキストで

How's it going?

とメッセージを受けたとき、何を聞かれているのだろう?疑問文だけどこの「it」は何を指すのだろう?と本気で考えて固まってしまったことを覚えています。

で、なんて答えればいいでしょうか。

基本的にはhow で始まる挨拶にはgood, もしくはfine,と答えておけばいいです。ですぐさま挨拶を返します。相手の挨拶をそのままオウム返しにしても全然かまいません。むしろそう決めておいたほうが無難でしょうか。

アメリカ人:how's it going, dude? how's it going?

あなた:good. how's it going?

これでOKです。

Whatで始まる場合はどうでしょう?nothing, もしくは not much, が多いですかね。

アメリカ人:What's going on, man? What's going on?

あなた:nothing. what's going on?

オウム返しです。

ネイティブの会話を聞いているとgood, とか nothing, すら言わないパターンもあります。疑問文ではなくて挨拶だ、と考えれば成り立つのでしょう。

アメリカ人:What's up, dude?

あなた:Hey, what's up?

ザ・オウム返しです。

HowとWhatだけ聞き取る。最悪聞き取れなくても挨拶されてるな、と思ったら「how are you?」だけでもいいです。何も言わずにニコニコするのは不自然なので避けたいところです。

相手の挨拶にはすぐ答えられるようにしときましょう。

よろしければクリックして下さい。

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