get + 過去形?

ネイティブの人に英語を「教わる」のはあまりいいことだとは思っておりません。

日本人に教わる方がいいのか、ネイティブに教わる方がいいのか、という議論はいろいろとあるようで、ESL業界でも「日本人が教えます」というのを逆に売りにしているような所もあるみたいですね。

筆者も「教わる」のであれば日本人がいいと思います。「教わる」のであれば。

ただし、日本人と練習していても上手くはならないでしょう。

何を言っているのかわからなくなってきましたが、ここで当教室の方針を。

「ネイティブを練習台にして下さい。」

便宜上、インストラクターとかティーチャーとか読んでますが、彼らは先生ではないんです。練習相手です、というのが我々の考え方なんです。

(もちろん英語に限らずすべての言語において)ネイティブの人たちは呼吸をするようにその言語を使います。なので、教えるのが下手なんです。特に文法なんかは。

アメリカ人の友人の言葉を引用します。

Grammar is invisible to native speakers. (文法はネイティブスピーカーには見えないものだ)

だそうです。その通りだと思いました。日本人も日本語の文法を気にしてる人なんてよほどの物好きしかいないのではないでしょうか。

ここで思い出話を。

ある人(カナダ人だったかな?)に英語を教わっていた時に、

You know what? Past participle is the past tense. (いいか?過去分詞は過去形なんだぞ)

さすがにちょっと待て、と思いました。いくらなんでもそれは、と。ここで私が「ネイティブが言っているんだから正しいに決まっている!」と思ってしまうタイプであれば、これをそのまま受け取っていたでしょう。

それからしばらくして、今度は某有名ESLポッドキャストを聞いているときに、こんな話を聞きました。(ところでそのポッドキャストですが、しばらく聞いてないうちにどうも有料サービスになってしまったようですね。)

動詞 get の後ろに補語がつく形、いくらでもあります。

例えば、

get drunk (酔っぱらう)

これもそのひとつ。ここでは動詞 drink の過去分詞 drunk が形容詞として使われています。

同じように、

get married (結婚する)

get dressed (服を着る)

なんてのもあります。が、これをですよ。そのポッドキャスターが、しかも言語学の博士らしいその人がですよ。

get + 過去形

と言ったんです!

噓でしょ!と。一般カナダ人男性とレベルが一緒なわけです。もしかしたら過去分詞=過去形と解釈する説があるのかもしれませんが、私は受け入れません。

get drunkは不規則動詞drinkの過去分詞が使われているので、get + 過去形とは言えません。それが規則動詞になったとたん、get + dressed のdressed は過去形だ!と言うんですよ。

取り乱してしまいました。失礼しました。

突っ込めばこう言うかもしれません。

Of course I knew it. but in this context, if it's past tense or past participle is not important.

(もちろん知ってるよ。だけどここでは過去形か過去分詞かは重要じゃないでしょ)

とかなんとか。重要です! 重要ですよそこ!特に文法的な説明をしてるんですから。

(注:上の文章は私が勝手に書いたもので、そのポットキャスターが言ったものではありません)

「スルーパス」のことを「スルー」とか言っているみたいな感じですよ。違いますね。

兎に角、ネイティブに文法を教わるのを、私はお勧めしません。

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