from tomorrow
- info@belp
- 2017年5月31日
- 読了時間: 2分
今日紹介するのは日本人(アジア人?)による妙な表現です。
言いますよね。「明日から」「来月から」「先月から」「今度の水曜から」・・・。
言いたくなってしまいますよ。
I'm going to work from tomorrow. (明日から働きます。)
I will have English lessons from next month. (来月から英会話のレッスンを受けます。)
I was sick from last months. (先月から体調が悪かったです。)
She has to go to hospital every week from next Wednesday. (彼女は今度の水曜から毎週病院に行かなくてはいけません。)
これ、全部だめなんです。
答えを言ってしまうと、「from」ではなく、「starting」、もしくは「starting from」と言わなければいけません。なので、
I'm going to work starting from tomorrow.
I will have English lessons starting next month.
I was sick starting last month.
She has to go to hospital every week starting from next Wednesday.
が正解です。
日本語で、動作や状態の時間的な起点を表すのに「から」を使うので、何の疑問も持たずに「from」と言ってしまいますが、ネイティブの人から聞くととても不自然で奇妙なんだそうです。もちろん意味は汲んでくれますが。
これが終点を伴う形、例えば、
I will have English lessons from next month to October.
のような形であれば、「from...to...」で正解ですが、そうでない場合は「from」は不正解です。
このトピックは文法的に説明するのがすごく難しいですよね。アメリカ人に聞くと、とにかく「何か変だ」と皆いいます。
どなたか説明できる方はいらっしゃいませんか?
私も知りたいんです。
これが時間ではなく空間の起点を表す場合は、必ずしも「from ... to ...」の形である必要はないんです。
I came here from the station.
I received the letter from the State of Oregon.
何の問題もありません。なぜでしょう。おもしろいですよね。
今回のブログを読んだ方は今日から正しい言い方ができると思います。
今日からですよ。
From today?
いやいや
Starting today です!