æ と əː  その2

March 7, 2019

さて、まずは身につけていただきたい”英語の音”の続き。

 

長音母音の [əː] でございます。

 

前稿で単音母音 [æ] についてお話ししました。この音は特に北米英語で使われる音なので自分はイギリス英語を話す、というのであれば無視してもいいでしょう、なんてことも。

 

が、[əː] はそうはいきません。英語でも米語でも使う非常に重要な音です。そして日本語にはありません。

 

この音は本当に練習していただきたいですね。

 

日本人大好きカタカナ英語の「アー」は英語(特に米語)で3つに分かれます。

私がよく使う例は以下の3語

 

father [ɑː]

farther [αɚ]

further [əː]

 

 

です。日本人はこれをすべて「ファーザー」と発音しますがすべて違う音になります。。(”ファー”のところだけに注目して下さい。th の話は今日はしません。)

 

1. father [ɑː] ・・・この  "ファー” はほぼ ”ファー” でいいです。カタカナの「ア」の長音です。なので我々が練習をする必要はありません。なんですけど、悲しいことにこの一番簡単な音が一番、それも圧倒的に登場回数が少ないんです。英語では。切ない・・・。

 なのでカタカナ語で「アー」もしくは「あ段の長音」であらわされてる言葉は多くの場合, 他の2つになります。

 

 

2. farther [αɚ]・・・この  "ファー” はカタカタで書けない音です。発音記号はこれ [αɚ] 。スペルの話も一緒にしてしまいますが "ar" がこの音を排他的に表します。英語は phonetic (スペルが発音をそのまま表す)ではないのですが、この音に関しては "ar" とだけ書かれ、又、"ar" は必ずこの音になります。(例外あるかもしれません。間違ってたらごめんなさい)

 もう少し言うと、アルファベットの "R" そのものの読みがこの音でもあります。向こうの人間とテキストチャットをするときなんかに

 

"r u ok?" ( = Are you OK?)

 

なんてタイプしたりします。単純に文字数が少なくなるのでこうするのですが、発音自体が " are = ar = R " なんですね。

 

さて、朗報です。この音、英語ではしょっちゅう出てくるのですが、最悪カタカナ長音の"アー" でOKです。どういうことかというと、この音はアメリカの東海岸では使われない音なんです。(使う人もいると思いますが)いわゆる東海岸訛りですね。イギリス英語にもないみたいです。辞書によっては露骨にこの音を無視してるものもあります。(つまり father と farther は完全に同じ音)

 

なので、イギリス英語だからと言って [æ] を使わないのがOKなら、 [αɚ]を使わないのも当然ありでしょう。

 

"park my car at Harvard yard" は ”パーク マイ カー アット ハーバーヤード” でもいいわけです。私は頑張って [αɚ] を使うようにしてますけど。

 

 

3. further [əː]・・・やっとここまで来た。来ましたよ。father とも farther とも違う音です。ここでもスペルの話をしたいと思います。a i u e o + r  の形で先述の ar 以外はすべてこの音、あるいはこの音になる場合があります。

 

ir  ・・・girl, bird, dirt, circle, ...

ur ・・・surf, burst, curb, turn, ...

er ・・・her, jerk, term, verb, ...  (変な言葉も入ってます。ごめんなさい)

or ・・・word, work, ...

 

これらは全て同母音一音節の単語です。or なんかは意外かもしれません。ワード、ワーク... カタカナ語ではアーですね、たしかに。もっとも or の場合は別の音で発音するほうが多いと思います(pork, form, born ...)

 

スペルが違うと何となく違う音と思ってしまうかもせ入れませんが、音の種類はスペルほど多くないんです。

 

発音の仕方、これ難しいな・・・。口をすぼめて(ウを発音するときの口で)アーと言う、かなぁ。とりあえずなんでもいいですが実際の単語の発音を聞いて練習してください。(大事なところがいい加減)

 

 

まとめます。

 

カタカナ英語の"アー”は英語では3種類。1つ目は我々が日本語で持っている音 [ɑː]。2つ目は日本語にはない音なんですけど一つ目と同じように発音してもいい音(区別すればスタンダード米語に聞こえます)[αɚ]。3つ目は日本語になく、是非練習していただきたい音 [əː]

 

”ハンバーガー hamburger ” は "アンアーアー [ɑn ɑːɑː]" じゃなくて " ǽn əː əː" です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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